二度目の入院
前回の手術で取り残したがん細胞たちの摘出手術が終わりました
19日に入院で、翌20日に手術...
今度は術後4〜5日間は経過観察が必要なので、前回よりも長い入院となったのですが、この経過観察中に事件が起こりました!
※手術を間に挟んだりしているので、うろ覚えの部分も多々ありますが、できるだけ時系列で説明していきますね↓↓↓
19日(火)
11:00に入院
ちょうど、4人か6人部屋に空きができて、どちらを選んでもいいと言われたけれど、あまり人が多いのも不安だったので、前回と同じ2人部屋に...
食事は20日の0時まではOKで、水分は20日の朝5時までOK
20日(水)
朝から点滴を入れられ、見た目いかにも病人っぽさが増す.....(笑)
本日2件目の手術、ということで、多分10:00くらいに呼ばれ、自分で歩いて手術室にGO!
麻酔で眠りに入る時の重だるい感じが嫌いヾ(≧へ≦)
麻酔から覚め、両親や彼氏さんが来てくれていたので、調子に乗ってお喋りができるような、至って良好な状態
▲前回手術の周囲、径5センチほどと、腋窩(脇の下)リンパ節を全摘出したとのこと
前回はなかったドレーンが付いていて、動きづらい.....
21日(木)
朝から、頭痛と吐き気に見舞われる.....
水を飲んだだけで戻してしまい、結局何も食べられず;;;
夕方から吐き気止めを点滴してもらう
若い人ほど、麻酔が身体に残りやすいんだそうな(ノ_・。)
22日(金)
この日、事件が....
朝、まだ少し吐き気があったが、ご飯は食べられるようになったヽ(*^^*)ノ
昼過ぎ、母が見舞いにきてくれ、この後友達がお見舞いに来てくれる予定だったので、院内のカフェでコーヒーを飲んで待つことに
予定の時間になっても現れない友達を、母は一緒に待ってくれた(*'v'*)
友達が来てから、母は帰り、久々に会った友達と、話に花を咲かせる
7:30ごろ、友達も帰り、病室に戻ったら、何やら患部に違和感が!!
張っている様な感じがしたので、自分で触ってみると、確かに腫れている!
収まるどころかどんどん張りが強くなって来た(左胸だけ、突然巨乳になったような感じww)ので、ナースコールで看護師さんを呼び、看護師さんが患部の状態を確認して当直の先生を呼び....
どうなるのかと思っていたら、処置室に来てと言われ、自分の足で歩いて処置室へ...(病室の近くにあるので、そんなに苦ではなかった)
簡易ベッドに横になり、何やら処置しだした...
(当然、当直の先生は、いつも看てもらっている先生とは違うので、初対面で挨拶もなくいきなり身を委ねることに....)
当直の先生の見立てでは、術後、体液がうまく排出されないで溜まっちゃったのではないかと。で、ちょっと開けて取りあえず溜まった液を抜こう、ということで、胸めっちゃ押されました;;;ちょー痛かった*1
処置は、21:30くらいには終わり、とりあえず母と彼氏さんに緊急で処置した旨をメールし、就寝....
23日(土)
朝ご飯を食べる前に、再び処置室へ。担当の先生が来ていて、昨晩のことを当直と愉快そうに話しながら、状態確認。で、やっぱり押される胸。でも、昨日ほどの張りが無いせいか、昨日ほど痛みはない
状態確認して、外来の方でやろう、ということになったらしく、一旦病室に戻される
ちょうど朝ご飯がきたので、先生に呼ばれるまでに食べねば!と思い急いで食べるも、あと一歩間に合わず...少し残して外来に車椅子で降りていく
少し痛む胸を抱えて、外来の処置室のベッドに横になり、担当の先生に処置をしてもらったら、どうやら中の細い血管が切れて、血が出ているらしい!
排出液じゃなかったの!?
このままここでやるのはちょっと痛いし、無理だから、と言って、再手術をするという話に。担当の先生の処置中、神経に触れたかなにかで、とても痛くて、再手術の為に必要な書類(手術承諾証と、全身麻酔なので、その承諾証)にサインするのもやっとだった;;;
一旦病室に戻ってからは、もうぐったり
11時頃に手術室に入ったかな?手術に立ち会う看護師やら麻酔医やらが簡単に自己紹介してくれるのも、わかったから早くしてーという感じで、とにかく、痛みに耐えるのに必死だった;;
手術は2時間30分ほどだったらしく、目が覚めたら15:00を超えていて、両親が傍にいてくれた
職場の先輩が「お見舞いに行って平気?」、というメールを読み、今日はベッド上安静ですがそれでも良ければ〜と返してまた寝てしまった;;;
気づいたら、ベッド横に先輩がいて、おお!みたいな(笑)
お見舞いの品を持って来てくれ、少し話してお帰りに(*'∇')
ていうか、寝顔見られたこともだけど、顔ガッサガサだったことが何より恥ずかしい(_ _。)・・・
この日は、ベッド上安静で、食事も止められ、点滴のみ...
先日の吐き気から学び、違和感を感じたらすぐに吐き気がある旨看護師に伝え、前回より早い段階で吐き気止めを点滴してもらう
24日(日)
この日は朝から特に吐き気もなく、昼から食事OK
16:00ごろに、母と妹、姉夫婦が来てくれ、姉夫婦からは、先日行ったらしい新婚旅行ののお土産をもらったり、池上彰氏の本2冊と、ドラえもん3冊を借りたv
17:00ごろ、彼氏さんも来てくれ、みんなでお話しして楽しく過ごせた(*´∇`*)
25日(月)
点滴は昨日の夜に外れて、この日は父が一人でお見舞いに来てくれることに
父を待つ間、院内の図書室に行ったりして、リンパマッサージの本とか見たり、がんの治療についての概要を書いた資料や、緩和ケアについての資料をもらって、読んだ
緩和ケアって、がんの終末期の人のためのかと思っていたのだけれど、どうやら違うみたい
がんでも、どのステージの人も利用できるようで、身体的•精神的苦痛を和らげるものらしい....
この日の夜、寝る前に彼氏さんに電話して、退院の日の事やなんかを相談したのだけども、向こうも体調が悪かったらしく、
「世界は○○(私の名前)を中心に回ってるんじゃないんだよ」
とか言われ、さすがにその言葉はショックで、せめて別の言い回しして欲しかった...
ショックがでかくて、泣いてその晩を過ごすことに....
26日(火)
朝起きて(と言っても3時間くらいしか寝てない)、姉に愚痴メールを送ったら、まあ向こうの言い分も分からなくない、と。まあ私も悪かったかな、とか色々考えたり...
そこに、初日担当してくれた看護師のNさんが来て、その色々を泣きながら愚痴ってしまった;;;
Nさんは、緩和ケアの勉強もしていて、緩和ケアが終末期の人だけのものではない、と言う事を教えてくれたのもこの人だった
それから、先生に呼ばれ、患部の消毒などをした際、明日には退院できるけどどう?と言われたので、私は正直に「今日がいいです」と言った(笑)
先生も、さすがに「エー」とは言ったが、「患部のガーゼを明日も取り替えなきゃいけないんだけど、明日来れるならいいよ」と、条件付きだが、退院OKが出た!!
病室に戻って、真っ先に親に連絡し、迎えに来てもらうよう伝えた
彼氏さんにはメールで。
退院が決まってからは、それまでくよくよ考えていた事も気にならなくなり(先生に考えすぎるなって言われたせいもあるけど)、元々今日の昼頃くる予定だった母と祖母、それに妹が来てからは、もうすっかり元気な自分に戻っていた
会計が終わってから彼氏さんも合流し、昨晩の仲直りもし、取りあえず職場に顔を出して、まだ腕が動かないので一週間ほど実家で療養しますと伝えた
そう、退院して一週間経った今でこそ自分の右肩を触れるまでになったが、この頃は術後間もないし、あまり動かしていなかったせいで上腕(肩から肘にかけて)が、服が触れても痛かった(ノ△・。)
この日からしばらく、実家でお世話になることに.....